2025.01.07
管理栄養士のコラム④「オメガ脂肪酸を知ろう②」
良いこといっぱい!健康に良い油「オメガ3脂肪酸」をもっと知ろう②
体内で合成することができない必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸。どのような働きがあるのでしょうか。
【オメガ3脂肪酸の働きとは?】
1.全身に、栄養分・酸素を行き渡らせる
- 食生活の乱れ
- ストレス
- 老化
このような状態が続くと、血液の流れが悪くなります。
すると、脂肪が蓄積し、血管壁が狭くなりやすくなります。
しかし、オメガ3脂肪酸を摂取すると、血管壁の脂肪蓄積を予防し、血液の流れを保ちます。血液の流れをよくし、動脈硬化を防ぐと、全身に栄養分・酸素が行き渡ります。
2.骨密度を高め、骨折を防ぐ
女性は、閉経とともに、骨密度が低下しやすくなります。
ちょっとしたつまづき・転倒で、骨折しやすくなりますが、オメガ3脂肪酸が骨折を防ぐこともあります。
オメガ3脂肪酸を日頃から摂取していると、骨密度の低下を防げるという研究結果が報告されています。
(天谷調理製菓専門学校 管理栄養士 吉田明日香)